睡眠中の大きないびきや無呼吸を指摘されたり、自覚症状がある場合には受診をするようにしましょう。睡眠中のことはご自身ではわからない場合も多いので、可能であればご家族やベッドパートナーと一緒に受診されるのも良いでしょう。
SASの検査は、まず問診で睡眠中のこと、日中の眠気などの自覚症状、既往歴、生活習慣などについて伺うことから始まります。夜間の状態は検査で客観的に判断することができますので、起床時や日中の症状についてきちんと医師に伝えることが大切です。
問診後の検査は、大きく分けて2種類あります。始めに、睡眠中の呼吸の状態を簡易的に判断する簡易検査を行い、疑いがある場合は睡眠状態と呼吸状態を併せて総合的に判定する終夜睡眠ポリグラフィ(PSG)検査を行います。