回答
重症度によって治療法は決まっています。
1時間に20回以上の無呼吸低呼吸が起こる中等症以上の場合は、CPAP治療(鼻マスクから送り込む空気圧で気道を拡げる対症療法)が基本です。CPAPによりいびき、無呼吸・低呼吸を無くすことができます。
軽症の場合は、歯科装具(スプリント:マウスピース)が適応になります。いびき・無呼吸を軽減させますが、中等・重症では完全に無くすことはできませんので適応になりません。
外科的治療は、扁桃やアデノイドなどがとても大きく、CPAPや歯科装具を使用するときに障害になる場合に限り手術を先行させるときもあります。手術単独では効果が持続しません。