COPDは、以前は肺気腫と慢性気管支炎と呼ばれていました。平成21年に改訂されたわが国のCOPDガイドラインでも、喫煙が原因とはっきり明記され、肺の生活習慣病という位置づけで、現在は診断治療が行われています。骨年齢、血管年齢と同様に、肺年齢も測定できるようになり、より身近な疾患になりました。しかし、咳、痰、息切れなどの自覚症状がでるまでには、長い時間がかかるので、COPDになっているのに気づかない人もたくさんいます。CODPの早期診断・治療、呼吸リハビリテーションに関して、台東区の皆様に講演いたしました。
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院長からのコメント
息切れを克服しよう!という目標にむかって、COPDの講義と、当院の小林美穂理学療法士による、呼吸リハの実技指導を3回に分けて講義する予定です。第1回目の今回は、私がCOPDの疾患に関しての講義を行いました。参加された皆さんからは、質問をたくさん受け、呼吸器疾患に関してまだまだ病気自体の理解が広まっていないことを痛感しました。引き続き、頑張って、広めねばと思いました。