村田院長が足立区鹿浜にある博慈会記念総合病院の勉強会で、「1時間でわかる睡眠時無呼吸症候群―いびきと動脈硬化の関係―」と題した講演を行いました。
当日は、院長、副院長をはじめ、医師、看護師、歯科医、事務と40名以上がお集まりいただき、SASへの関心の強さがわかりました。
今月の11日に大阪市営地下鉄の運転手による、2003年2月26日の山陽新幹線運転手のホーム通り過ぎ事故と同様のホーム通り過ぎ事故が報道され、さらにSASの治療中であることも報道されたため、タイムリーだったかもしれません。
睡眠時無呼吸症候群は、眠気、いびきが大きく取り上げられますが、最も問題なのは動脈硬化が進行し、合併症として心臓病、脳血管障害が発症し、寿命が短くなること、そして、この合併症はメタボリックシンドロームと同様な病態であることを強調した講演でした。
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院長からのコメント
博慈会記念総合病院は、私の出身大学の呼吸器内科から後輩が多数派遣されている大きな病院で、10年前と比べて非常に綺麗な病院になっていてびっくりしました。循環器内科の先生が睡眠時無呼吸症候群の診療に熱心に取り組もうとしていて、当院も博慈会記念総合病院と連携して足立区の患者様の診療のお手伝いが出来ればと思いました。